雨の人形町を賑やかす♪
こんにちは、西木将勝です。
昨日とはうってかわって人形町一帯は冷たい雨に打たれています。
あすに天気が今日よりもよさそうで、人の出もほとんどありません…💦
軽快なリズムが通りを跳ねる
今半で買い物をして、甘酒横丁に向かうと、どこからともなく、甲高い鐘の音が聞こえてくるじゃないですか。子供の頃に時々聞いたことがあるカンカン🎵という音のあとに太鼓の音。そして笛の音が聞こえてきました。
一緒にいた友人はあまり見たことがないそうで、めずらしがっていましたね~😃
そして角の東嶋屋の奥から明治座の方へ向かって一行が歩いていくのに出くわしました。
華やかな衣装に派手なお化粧。一度見ると目に焼き付くようなインパクトのある出で立ちは現代の街にはとても浮いていますね~😮
実は人形町では最近、ちょくちょく目にするんですよね~。なんだか昭和を感じる風景にほっこりします。丁度居合わせた通行人たちは一様にチンドン屋にめをむけていました。
何故チンドン屋?
チンドン屋ってなんでチンドン屋って呼ばれるのですかね?子供の頃、物心ついたときからそのように言われていました。
その答えは、一行が使う太鼓に由来しています。太鼓や鐘が3種類など複数付いた物をちんどん太鼓と呼びます。前に抱える形で背負い込み、リズムを取ります。ちんどん太鼓の鐘の音が始めに耳に届くのですね😃
そして音や格好で街の人の耳目を集めて、商品や店舗の宣伝をして歩くのです。
ちなみに今回の宣伝は人形町の不動産屋「タウンハウジング」が雇っていました。
新規オープンではないので、何かのキャンペーンを宣伝していたのでしょう。
以前はラーメン屋が新規オープンしたときもチンドン屋が打ち鳴らしていましたね。
現代に合わせた楽曲
小さい頃から残る、チンドン屋が演奏していた曲は、いくつかあるのでしょうが、代表的なリズムを周りの人たちは口ずさむことはできますが、曲名を知りません。
しかし、今日のチンドン屋は中島みゆきの「糸」や他にも聞き覚えのある曲を演奏していました。たい焼きで有名な「柳屋」の前を通るときは「およげたいやきくん」で街の雰囲気に合わせたものも演奏していました。面白い演出ですね。
…あれ?「およげたいやきくん」はたい焼きやにとって、良い曲なのか?