ふら~り人生

~主に私が好きな人形町~

空の上で飲む透明ハイボール

こんにちは、西木将勝です。

梅雨に入ってからは雨が連日降り続くということがないですね。

雨は足元が悪くなるのであまり好きではないですが、それでも季節を感じるものでもあるので、無いとなると寂しものです。

 

空で飲むお酒

今回東京を離れて山口県へ来ています。

基本仕事では飛行機に乗るなどの用がありません。年に何度もないフライトは結構ワクワクします。離着陸のあの重力の負荷が体にかかる感じがとても好きなのです☆

 

国内線は飛行時間が短いので寝て過ごすか、本でも読んでリラックスをするようにしています。しかし、今回は斜前の人が注文したアルコールに目が釘付けになってしまいました。

 

鹿児島ハイボール さわやか

 

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白い缶はとても上品に仕立て上げられており、普通の飲料缶よりもリッチな様相を演出していました。 

注文したのはハイボールですが、写真でもわかりますように、「鹿児島」と銘を打っていました。近年、NHKの朝の連続ドラマ小説『マッサン』の影響で国産ウィスキーは大変注目を浴びています。以前と比べると購入が困難で、プレミアム価格と言って、値段を高くして販売しているお店もあります。

 

そんな国産のウィスキーを使用しているのかな?鹿児島産のウィスキーは初めてだぞ!と思い、心を期待で膨らませました😃

 

一緒に運ばれてきた氷入りのコップに注ぐと、なんと無色透明ではないですか❗

衝撃が走りましたよ、始めは。だってタブクリアみたいに透明なんですよ。ウィスキーは何年も樽に寝かせることで熟成をさせて風味を増します。そしてウィスキーの色は黄色がかっているものじゃないですか。それをわざわざ透明にしたんだと思ったんですよ❗

 

一瞬の衝撃のあと、余韻を楽しむのを押さえて早速口に。あれ?ウィスキー独特の強い薫りがしない…。さっぱりしていて、とても美味しいです。が、期待していた味からは遠く離れたものでした。

 

…これは一体?

 

改めてパッケージに目を落とすと、そこには「焼酎」の文字が‼️

そうなんですよ、この鹿児島ハイボール焼酎ハイボールなんです。

焼酎ハイボールは焼酎の炭酸割りなんです。

 

これはこれで衝撃でした😆

飛行機で飲むと酔いやすい?

 なんだか、焼酎ハイボールを雲の上で飲むことができるなんて、ちょっと嬉しかったです。もともと焼酎でお酒を覚えた私ですから、ホームグラウンドなんですよね。「下町のナポレオン」という冠を付けた「いいちこ」が私の酒人生の第一歩でした。

 

今回の焼酎は「宝山」を手掛ける西酒造が提供しています。黄金千貫と綾紫という2種類のサツマイモを原料に作られた焼酎が使用されています。芋焼酎は香り豊かでどっしりとしたお酒も多いですが、魔王などの強すぎない香りと飲みやすさを追求し、女性など広い層に受け入れられている商品もあります。

 

今回の鹿児島ハイボールもどちらかというと「さわやか」と明記されている通り、飲み口が柔らかくて、スッと喉を通る焼酎です。炭酸で割られていてアルコール度数も下がっていますが、のどごしを楽しめる飲み物です。ビールなどの炭酸を楽しむものは1杯目のイメージがあり、その一口目に当たるポジションを鹿児島ハイボールは担うことができますね☆

 

いつも居酒屋などに行くと3,4杯は普通に飲めるのですが、この350mlの缶を1本吞むと程よく酔いが回ってしまいました(^^;;

 

空の上で酔いやすいのって聞いたことありません?これって実は気圧のせいなんですって。上空は地上よりも酸素濃度が低いのです。そうすると体が低酸素症になりやすく、この低酸素症の症状がお酒を飲んだ時の酔いの症状に似ているのだそうですよ。

 

すでにかるーく酔った状況のところにアルコールを流し込むと、さらにアルコールの酔いが重なるので、結果「酔ったような症状 + アルコール」で酔うまで時間がかからないのだそうです。

 

コストパフォーマンスがいいですよね!でもアルコールがそれほど強くない人は、飛行機の中では控えたほうがいいかも。。。

飲酒でリラックス

久しぶりの飛行機で心にちょっと不安があったんですよ。なにせ、前回乗った飛行機が上空で結構揺れた上に、着陸の時にも風にあおられてヒヤッとした経験をしていたもので、そのイメージが若干脳裏に蘇っちゃったんですよね~。

 

でも、鹿児島ハイボールが美味しくて「おいしいなぁ~」なんて堪能しているうちに目的地に着いたので緊張感がほぐれてリラックスできましたよ。

 

普段なら国内線でお酒を注文することなんてないんですが、斜め前の人のおかげで楽しい時間を過ごせました。