ふら~り人生

~主に私が好きな人形町~

一人で来るんじゃなかった ~若大将~

若大将と聞けば、すぐさま返しで「青大将」が頭に浮かぶ西木将勝です😓

 

あの映画が公開されていた当時は、「若大将」というフレーズはさわやかでかっこよかったんでしょうね😃

 

今回は人形町の路地裏に佇む若大将のお話です❗

 

人形町の若大将は赤提灯

 

人形町を雑誌やテレビで目にするとき、多くの場合紹介される通りがあります。それは小菊通りです。

人形町の大きな通りに大観音があります。大通りから通じる小路で、突き当たりは日本橋小学校のある道へ通じています。

ここが小菊通りと言われるゆえんは、昔、半玉から銀幕の世界へ進んだ花柳小菊の住んでいた場所があったためです。

 

ちなみに近年人形町のブームを牽引したのは、阿部寛主演の「新参者」ですが、その文庫版小説の表紙を飾っているのが小菊通りです。

 

その道の日本橋小学校側から数えて2軒目位に赤提灯が下がっているお店があります。この界隈は構えがちょっとお高そうなお店が並んでいますが、そのなかでひときわ庶民の匂いを運んでいるスポットです❗

 

頭上に大きく赤い看板に若大将と白抜きされた店名は潔のよさがあります。

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カラカラカラっと引き戸を開けると左手手前にテーブル席があります。その奥には厨房とカウンター。厨房と向き合う形でテーブル席。一番奥が小上がりで、収容人数はゆうに50名は越えます。

 

開店時間は5時のようなので、その時間を狙って突入~😁

年季の入ったカウンター中程に通され、さて何を頼もうか?

 

甘味噌の…

 

メニューは白板と短冊。

飲み物とかは短冊に書かれてあり、高いところに掲げられています。

食べ物のメニューは基本ホワイトボードです。

日毎に書き換えられる料理もあるのでしょう、何度も書きは消されてきた跡が残っていました。

 

照明は薄暗く店内の壁や机に染み込んだ油やタバコの煙が、年数を刻んでいました。

雰囲気は簡単には作り出すことはできませんよね。角のとれたカウンター席が温もりを与えてくれます😊

 

飲み物はビールの大瓶を注文。アサヒのスーパードライでお値段は600円。人形町界隈は大瓶をおいているお店が多いです。昨年ビールは全体で値上げされましたが、600円での提供は個人店では嬉しいですね😃

 

ツマミはなめろうと煮込みを注文。

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なめろうは程よい塩梅の味噌で、それ以外に山芋、オクラ、ミョウガが刻んで添えられていて、一皿で何度も味に変化を楽しめます。横には韓国のりも一口サイズで置かれているので、これほどまでに楽しめるなめろうは初めてです。そして400円❗

 

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こちらもお値段400円の煮込み🎶

甘味噌を用いているので、食べなれてないと、びっくりしますね~。甘味噌の煮込みはこちらの店舗で2軒目です。

甘味噌と言ってもしつこさはありません。想像の物と違って驚くの一口目まで。2口目からはその違いを楽しめます😊

 

見たところモツと蒟蒻のシンプルな感じですが、底に一口大に切られた豆腐も沈んでいます。これ又食べ応えアリです👍

 

2品も頼めば大瓶なんて足りません😭

酎ハイを注文して煽ります。のど越しさわやかな焼酎ハイボール

うーん、いいね😃

 

一人じゃ勿体ない❗

 

価格帯が全体的に安いです。

人形町という土地柄、しかも個人店な上にわりと収容人数がおり、私の時は従業員3名でした。そんな環境でお手頃な価格を維持し、きちんと仕込まれて出てくる料理は幸せをくれます。

 

一人だと品数を注文できないのが難点です…😣

次は何人かでワイのと行きたいですね。

 

お客さんも御常連が多いようで、店員さんと気さくに言葉を交わしている方が多かったです。

 

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