夜中に響くトンテンカンテン♬
こんにちは、西木将勝です。
皆さんは人形町に来たことはありますか?
人形町の中心である商店街をともなう大通りですが、2年前から交通規制をともなう工事を行っています。👷
実際5車線ある人形町の大通りが、作業中の夜中は2車線に狭められます。
この工事ってまだまだ続くのです…(;_;)
写真は昼間の時間に撮影したものです。基本昼間は作業をしません。
人形町の大通りは、昼間の通行量が多く安全性等を考えて、道路の工事は夜中に行われています。
この人形町の大通りの工事は東京メトロの人形町駅にエレベーターをつけるための工事として始まりました。
人形町の駅はだいぶ古い造りです。甘酒横丁方面の出口2か所はともに、地上~改札口、改札口~ホームまで階段しかありません。
甘酒横丁側の出入り口は明治座や水天宮へ向かう人が多く利用していました。そのような利用客はお年寄りだったり、妊婦さんや出産を終えてお礼参りに来る子連れの人が多いです。🤰
この工事は長い目で見てとても必要な工事なんですよ。…でも、あと4,5年先まで完了しないんです…
有ったものがなくなるのはとても不便なんですよね~。
すでに2年近く出口が封鎖されて経ちますが、玉ひで側の出入り口を利用するためにわざわざ大通りを渡る必要があるのですが、ここがまたネックになっています。時差信号が導入されて、この信号が青の時間が短いのです…😩
便利を得るためにはそれまでの不便は仕方ないかもしれませんが、夜中に鳴り響く作業音は大通りに近い位置で生活をされている人には騒音でしかないでしょう。また、夜の作業中は車の通行が2車線に規制されると書きましたが、一番左の車線はタクシーの客待ちの列ができているので、実際は1車線に規制されています。このように生活をしている人、利用している人は一日も早い完成が望まれています。
ちなみに元々、改札口~ホームまでのエレベーター設置だけの予定で、オリンピック前に甘酒横丁側の工事を終えた後に、オリンピックを挟んで玉ひで側も同様に地下のエレベーター工事をおこなう計画でした。
しかし、以前から甘酒横丁の角のビルを取得していた東京メトロが商店街などの要請もあり、そのビルの解体や地上までのエレベーター、エスカレーターの設置を同時に進行することになったのです。そのため、作業日程が大幅に伸びました。
不便と景観の寂しさはまだまだ続きますが、その後の便利を見据えて我慢の期間なんですよ。
この工事で人の流れが大きく変わり、甘酒横丁の人通りはだいぶ減ったように思われますね。何か一つの要因で人の動線を大きく変えるのだなぁを痛感しました。